高濃度次亜塩素酸水とは?
近年、歯周病治療に対して高濃度次亜塩素酸水の応用が進んでいます。通常の歯周病治療は、まず、スケーリングという歯垢や歯石の機械的な除去を行います。
通常の歯周病治療は、まず、スケーリングという歯垢や歯石の機械的な除去を行います。しかし、これだけでは、微小な歯周病菌をすべて取り除くことは不可能です。
高濃度次亜塩素酸水は、中性領域内にも関わらず高い塩素濃度を保持でき、安全性を保ちながら、高い殺菌能力を可能にしました。
この高い殺菌能力を機械的除去の治療と同時に使用することで、歯茎の奥に隠れた微小なバイオフィルム(排水溝にこびりついたカビのように取れにくいもの)まできちんと到達、殺菌(溶菌)することにより、確実に歯周病治療の効果を上げることができます。
- 歯ぐきの炎症がなくならない
- 歯ぐきの痛みがなくならない
- 歯ぐきから出血がある
- 歯肉退縮(歯の根が下まで見えてきた)
- 口臭が気になる(なかなか無くならない)
「5つの項目に1つでも当てはまる人」や、「現在歯周病治療中だが、思うように回復されていない人」は、当院で行っている高濃度次亜塩素酸水歯周病治療を体験してみてください。
患者様が得られる3つの大きなメリット
- 治療精度が高く、治療期間が短い
- 無害で体に優しい
- 保険適応で受診できる
※他の医院では保険適応外治療の場合がございます。
治療の流れ
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検査・問診
歯周ポケット検査、動揺度(歯のぐらぐら度)検査、レントゲン、口腔内写真撮影
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説明
現状と今後の治療計画ついてご説明
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治療
■ 歯周病菌の機会的除去(スケーリング)
■ 歯周病菌の溶解除去(次亜塩素酸水を用いた治療)
※他の部位に歯の疾患が見つかった場合、相談の上、歯周病治療と並行して治療を行います。
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再評価
前回の治療後の状況を確認、患者様に説明します。
※検査結果によっては、歯周病菌の機会的除去(スケーリング、SRP)や溶解除去(次亜塩素酸水を用いた治療)等の再治療必要になる場合がございます。
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最終検査
最終検査として、歯周組織検査を行います。
※検査結果によっては、歯周病菌の機会的除去(スケーリング、SRP)や溶解除去(次亜塩素酸水を用いた治療)等の再治療必要になる場合がございます。
歯周病治療の費用について
本来、自由診療(保険適応外)としての器具や薬剤を使用した先進歯科医療ですが、当院では、保険適応治療として提供しています。
歯周病治療の Q&A
Q 人体への影響はありますか?
A
次亜塩素酸水治療は、人の体に元々備わっている免疫機構と同じ働きを利用したものです。当院で使用している次亜塩素酸水は、食品添加物認可を受けています。
国が行うすべての検査が済すんでおり、誤って飲み込んでしまった場合でも、大丈夫ですのでご安心ください。ただし、個人差がありますが、味が酸っぱく、苦いと感じることはございます。
Q アレルギー反応が起こる可能性はありますか?
A
上記と同様の理由から、アレルギー反応が起こる可能性はありません。
Q なぜ、費用は保険適応なのですか?
A
自由診療として、本サービスを提供する医院もありますが、当院では、通常の保険治療に高濃度次亜塩素酸水治療をサービスで付加して提供しています。患者様の状態、通院頻度により自費診療になる場合もございます。ご相談下さい。
Q 歯周病は必ず、完治しますか?
A
歯周病治療を成功に導くのは、歯周病菌を如何にお口の中から少なくできるか、またその状態を維持できるかということになります。
当院の歯周病治療は、一般的に行われる歯周病治療に加え、歯周病菌を除去するアプローチの精度を高くしたものであり、また、新たな方法が追加された治療システムになります。
どんな治療でも、100%の完治をお約束できる治療はございませんので、残念ながら、完治をお約束することは出来ません。
しかし、本システムを受けられた方は、歯周病菌のコントロールが容易になり、口腔内も良い状況に変化しています。激変という表現もおかしくないほど健康的なお口の状態を手に入れられた方も多数です。